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遊び論(遊びの理論)

こどものあそびとおとなの関わり  2003年11月4日(火)
 テーマ「こどものあそび:その今昔(いまむかし)」への投稿に、「こどものあそびとおとなの関わり」があった。その点に関して言えば、遊びの伝承がこども達だけでは難しくなってきている今では、適切におとなが関わる(遊びを伝え教える)事が、ある場面では必要とされるようになっている。halksさんの投稿にもある様に、おとなが最初はあそびを仕切るのも必要だ。(出来れば最初だけにしたい。)

こども達のおとなとの遊び  2003年11月5日(水)
 こども達はおとなとの遊びに大きな喜びを感じる。それは、同年代の友達と遊ぶのと違う喜びだ。相手は、自分の親、学校や保育園の先生、近所のおじさんおばさんと相手は変わっても、共通しているのは自分を気にかけてくれている、言葉を変えれば愛されているという実感があるからだろう。それは、懇切丁寧な遊びの教えや遊びでの手加減さらに問題が起こった時の対処の仕方などに象徴される。また、あこがれの対象と一緒に楽しい(おとなは大概の場合、楽しくしてくれる)一時を過ごせる事も、こども達がおとなとの遊びに喜びを感じる理由だ。

異年齢集団とこどものあそび  2003年11月6日(木)
 おとなとの遊びに似た喜びをこどもたちに与えてくれるのが、年上のこどもとのあそびだ。年かさの違った(異年齢の)こども達の集団のあそびは、この点でも注目に値する。さらに、異年齢集団のあそびの良さは、おとながこどもに対してはある意味では当たり前の事を、年は上でも同じこどもがしてくれるという点だ。何の見返りもなく、助けてくれる・優しくしてくれる・教えてくれる経験は、本当の意味で他人(ひと)に優しい関係を教えてくれる。もちろん、時にはいじめられるかも知れないが、そんな時は遊ばなければいいのだ。あそびは、拒否できるのも大事な特徴の一つだ。拒否できなければ、それは本当のあそびではなく、一種の強制作業に他ならない。

異年齢集団のあそび  2003年11月7日(金)
 こどものあそびにおける異年齢集団の大切さは、あそびを伝承する上でも欠かせません。年上の子から年下の子へとあそびが伝えられるには、当たり前の事として、年齢の違った子ども達が一緒に遊ぶ事が必要だ。昨日書いた事と合わせて、こどもにとって重要な役割を持つ異年齢集団のあそびが、学童保育所などの特別な場合を除いて少なくなりつつあるのは残念な事だ。

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