グリンチリンパリン
三声(みこえ)で相手を引っ掛けて楽しむ「ジャンケン遊び」
小学生:二人:室内(狭):個人対戦:手:用具無:短時間 |
● あそびの解説
3回掛け声を掛けて、相手が自分と同じ「拳」を出すように引っ掛ける「ジャンケン遊び」
● あそび方 (「あそびセレクト」より転載、一部改訂) 1. 「拳」には、それぞれに掛ける掛け声が、次のように決まっています。「グー」は「グリン」、「チー」は「チリン」、「パー」は「パリン」。
2. 最初は、普通のジャンケンをします。勝負が決まれば、「拳」の形はそのままで待ちます。 3. ジャンケンで勝ったものから、勝った「拳」の形から初めて、あと2つの「拳」を選んで加え、それらの「拳」を意味する掛け声に合わせて、その3つの「拳」を順に出します。例えば、「グー」で勝っていた場合は、「グリン、グリン、パリン」や「グリン、パリン、チリン」などの掛け声に合わせて、「拳」はその掛け声の意味する通りに順番に出します。 4. 最初ジャンケンで負けたものは、勝ったものが「拳」を順に出している間、負けた時の(最初の時以外は、最後に出した)「拳」の形のままで待ち、勝ったものが三声目(三番目)の「拳」を出すと同時に、自由に好きな「拳」を出します。両者の「拳」はそのままの形にします。 5. この時、三声掛けた側と同じ「拳」を出せば、掛け声を掛けたものの勝ちとなります。そうでない場合は、掛け声を掛けて相手を引っ掛ける役割を交代します。その場合の1声目の掛け声は、最後に出した「拳」の意味する掛け声となります。 6. このように、三声目で相手を引っ掛けて、自分と同じ「拳」を、相手が出すまで勝負が続きます。 7. 「拳」を出し直すタイミングは、掛け声を掛ける側は2声目、掛け声を聞く側は3声目となります。 ● あそび指導上のヒント ・この遊びが上達すれば、手の普通のジャンケンではなく、「足ジャンケン」で行う方法も試してみるのもいいでしょう。
・「グリン、チリン、パリン」の代わりに、「ぐんて、ちぎり、はいや」のバージョンもあります。 |
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