相手を捕まえるのに、ジャンケンが決定要件になっており、年齢などによる力の差が比較的に出にくい遊びです。しかも、作戦を色々考えられるので、おもしろさも多様になる要素も兼ね備えており、小学校高学年の子ども達にも満足のいく遊びで、異年齢集団の遊びに向いています。

１．　まず、適当な方法により、２チームに分かれます。
２．　それぞれのチームで、相手チームに知られないように王様を一人決めます。
３．　「対戦開始！」などの適当な合図で、それぞれ相手チームの子を追いかけあいます。
４．　相手チームの子にタッチすると、その子達でジャンケンをします。
５．　ジャンケンで負けた子は、アウトとなりその場にしゃがみ（すわり）、復活する（後に説明）まで勝負はできません。
６．　もし、王様がジャンケンで負ければ、そのチームは負けとなります。
７．　王様以外の子が全員しゃがんでしまっても、一般的にはそのチームを負けにします。
８．　（復活ルール）しゃがんでいる子に、味方の王様がタッチすると、その子は復活し再び勝負に参加できます。この時、相手チームに王様が誰であるか知られてしまい、当然相手チームからねらわれやすくなりゲーム進行が変化してきます。
９．　陣地は、設けても設けなくてもできますが、ただ逃げる範囲は制限しておくのがいいでしょう。
10．　陣地を設けた場合、３つ数えるまでに陣地内からでなければならないと言うルール（３カウントルール）を決めると良いでしょう。

・人数が各チーム10人を超すような時は、「大王様（一人）」「小王様（適当な人数）」を決め、「小王様」は味方の子だけを助けることができ、「大王様」は「小王様」と味方の子を助けることができるようにし、「大王様」が負けると、そのチームの負けにするといった、ルールもおもしろいものです。