Sケン
相手陣地の宝を取り合う、簡単な格闘系のチーム対戦型のあそび。
3年生〜高校生:数人以上:屋外(広):チーム対戦:全身:用具無(空き缶など):短時間 |
● あそびの解説
陣地内へ入るまではケンケンで闘い、陣地内では相撲のようにして闘う、比較的簡単なチーム対戦型の遊びです。作戦を立てたり、味方同士で協力したりする面白さもあります。
● あそび方 1. まず、地面に図のように、大きな「Sの字」と「入り口」示す線、各「陣地」に「宝」や「宝」の置き場を示す枠、様々な形の「島」を適当個数だけ描きます。空き缶などの適当な物を「宝」にする時は、その「宝」を宝置き場に置きます。そうでない場合は置き場の枠そのものが「宝」となります。
2. 適当な方法により、二チームに分かれて「陣地」を決めて、それぞれの「陣地」内で待機します。 3. 相手チームより先に、「宝」を奪取すると勝利となります。空き缶などの「宝」にあたる物が無い場合は、「宝」を示す枠を足で踏めば勝ちとなります。 4. 「対戦開始!」などの適当な合図で、対戦を始めます。 5. この時、各陣地内は、普通に両足で行動できますが、陣地の外は、基本的に片足(ケンケン)で行動しないといけません。 6. 格闘の仕方は、陣地内は相撲のように、相手を倒す(地面に手を着かす)か、線の外側に押し出すとアウトにできます。陣地の外は、相手を倒すか、両足を地面に着かせるとアウトにできます。アウトになった者は、対戦から抜けて離れたところで見学・声援します。 7. 「島」は、「安全地帯」となり、両足を着いて休憩できます。また、相手に倒されることもありませんが、相手を倒すこともできません。 ● あそび指導上のヒント ・「Sの字」の大きさや「島」の数は、遊ぶ人数に応じて適当に決めるといいでしょう。
・「島」の大きさは、同じ「島」に一度に入ることができる人数の、ルール上の制限数に見合って決めるといいでしょう。例えば、人数制限が一人の時は、一人が楽に入ることのできる大きさとします。 ・「島」は、「陣地」の入り口から離して配置すると、「Sケン」らしさがより鮮明となります。 |
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